QC検定【品質管理検定】の実践分野って何が出題される?手法分野との違いとは?

2019年10月14日月曜日

QC検定

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こんにちは。インコです!

QC検定は「品質管理の手法」と「品質管理の実戦分野」の二つの分野に分類されるのはご存じでしょうか。


品質管理の手法分野は計算分野やQC7つ道具や新QC7つ道具といった割とメジャーな分野が出題されます。


どちらかというと理系向きなステージであり、一度型を覚えてしまえば後々楽に解けるのが特徴です。


さて、これからまとめていく「品詞湯管理の実践分野」では品質管理の概念や管理などの考え方が主な分野となり、計算問題などなく完全に暗記となります。


今回の記事では「品質管理の実践分野」でどういった内容が出題されるのかを簡単にまとめていきたいと思います。


この範囲の細かい内容や攻略ポイントは後程書いていきます。
興味がある方はぜひご覧になってください。


それでは内容に行ってみましょう。


品質管理の実戦分野とは





品質管理の実践分野とは、品質管理を実践していくうえでの考え方、品質の概念、標準化、品質マネジメントシステムなど様々な項目が組み込まれた完全暗記の範囲です。


私は理系なのでこの分野は最初はかなり敬遠していました。
何故かというと用語数が多いからです。


今までの手法分野では計算問題の公式さえ覚えてしまえばあとはパズルのように組み合わせていくだけでしたが、実践分野は情報量が多いことと、実際の試験においてもかなり分かりずらい言い回しをされることが多く、完全に言葉遊びな時もあります。


ですのでこの範囲はノートに書きこんだりせずにテキストを眺める戦法のほうが後々の理解とその分野を早く俯瞰できるようになります。


詳しい勉強法・攻略法をまとめていますので興味がある方は↓↓↓

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初めまして。初心者Bloggerのインコです! 始めたばかりということもあり至らぬ点も多いとは存じますが、どうか温かい目で見守っていただければ幸いです。 さて、このブログはQC検定3級をした自身の経験をもとに攻略法をお伝えできればと思います。 またこのブログは 「理解」 よりもに重きをおいた内容となります。 「時間がない」、「楽に合格したい」方向けに、 ...


QCの考え方


QCの考え方は実戦分野の入り口であり、入り口であるが故に理解しやすい語句が多いのが特徴となります。


この範囲を分割してみるのであれば以下となります。


  1. マーケットイン・プロダクトアウト
  2. 品質第一
  3. 後工程はお客様
  4. プロセス重視
  5. 因果関係
  6. 対策防止
  7. 源流管理
  8. QCD・PSME
  9. 重点志向
  10. 事実に基づく管理
  11. 見える化
  12. 5S活動
  13. ばらつきの管理
  14. TQM


範囲がすごいことになっていますね(笑)
しかしここからはかなり出題されます。


このなかで一番優先するならどれか問われたら私は、


対策・防止


を間違いなく推薦します。
この項目は間違いなく出題されると考えてOKです。


理由としては引っかけやすいので出題者側は好んで出題してきます。


しかし出題されると分かっていればこれ以上のサービス問題はありません。


ですので安定して得点を目指したい方は「対策防止」は完璧にしておきましょう。



品質の概念


この範囲ではそもそも品質って何ですか?というのを問われます。


今さら?と思われるかと思いますが、いざ穴埋めで問われると手が止まるものです。


さてこの分野は先ほどより範囲は狭いですが、少しお堅い内容となります。

  1. 品質の定義
  2. 要求品質と品質要素
  3. ねらいの品質とできばえの品質
  4. 品質特性・代用特性
  5. 当たり前品質・魅力的品質
  6. サービスの品質と仕事の品質
  7. 社会的品質
  8. 顧客満足

品質についてとことん深堀していく感じとなっております。
この中での重要ポイントは、


ねらいの品質とできばえの品質


上記二つのはしっかり理解した方がいいです。
二つの違いを完璧に明確に理解しなければ間違いなく本番で詰まります。


出題されることも多いので対策は必須です。



管理の方法


この範囲は実際の業務などで扱う改善活動について問われます。


ここの範囲は一か所を除きかなり理解しやすいのではないでしょうか?


  1. 維持管理と改善
  2. PDCA・SDCA・PDCAS
  3. 継続的改善
  4. 二つのQCストーリー

この分野の山場は間違いなく二つのQCストーリーです。試験ではQCストーリーの範囲で各々の手順を問われます。


過去問などを解かれた方はご存じかと思いますが、この範囲だけで3点~5点ほど出題されることも多いです。


しかし、この手順が忘れやすい、またはそもそも対策していない人も少なくないと考えられるため意外と得点を落とす方は多いかと思います。


QCストーリー以外は正直簡単なので流す程度に留めておきましょう。



品質保証


簡単にまとめると、実践分野の山場です。
私はここはなかなか苦戦しました。


主な範囲として細かく記載すると大変なことになるので大別すると、


  • 新製品開発
  • プロセス保障


の二つに分類されます。
実際に品質保証の知識が豊富な方はスラスラと解ける可能性はありますが、まだ日が浅い人、そもそもまだ携わっていない人、などは苦戦を強いられるかもしれません。


ここを解けるか解けないかでかなり点数に差が開いてくる印象です。


今回はこの程度に留めますが後日攻略記事を作成します。



方針管理と日常管理



この分野の特徴としては今まで個人レベルの視点での考え方などが多かったのが、組織レベルの視点に切り替わることです。


内容としては見出しどおり「方針管理」「日常管理」に分かれます。


実際に受けてみて思ったのが、


参考書の太文字以外もかなり出題


ということがかなり印象深いです。
もはや全文字丸暗記の勢いです(笑)



標準化


この範囲はサービスです。
出題されるのは3つの標準化であり以下になります。


  • 標準化
  • 社内標準化
  • 工業標準化

標準化という言葉自体かなりQC検定では登場するので、この範囲ではこの3つの標準化の目的を押さえれば得点を獲得できるでしょう。




QCサークル活動


QCサークル活動のみ問われます。
正直得点率としてはそこまで望めないのでここに時間を割くのはお勧めしません。


朝1回+夜1回目を通すぐらいで大丈夫です。
これぐらいで多分覚えられます。




品質マネジメントシステム


ここの範囲はまるまる暗記してほしいぐらい重要なことが多く詰め込んであります。
また実際働くうえでも基礎となる事を範囲としています。


ですので試験だから覚えるではなく、


実際の業務の参考になるから覚える


というスタンスのほうが勉強意欲がはかどるかもしれません。




まとめ





・実戦分野は完全に暗記

・ひっかけ問題が多いのでしっかり基礎を固める

・過去問で傾向をつかむ


いかがでしたか?今回は品質管理の実践分野についてまとめてみました。
情報量が大変ですが、この範囲を50%取らないと不合格となってしまいますのでしっかりと対策しましょう。


次回はQCの考えです。それでは!

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