製造業に携わるうえで、ものづくりと品質という役割は切っても切れない関係なのは周知の事実です。
それにプラスして最近は品質の不正・改ざんなどの多発より「品質」への関心が集められています。
その関心の延長線で注目されている自己啓発が
QC検定【品質管理検定】です。
そこで今回の記事はQC検定2級を3ヶ月で得点率90%を獲得した自身の経験をもとに、勉強方法・お勧めテキストなどご紹介していきます。
私がご紹介する方法が絶対ではありませんが、皆様の力になれれば幸いです。
危険物甲種はこちらから↓
危険物甲種に合格する為の勉強方法・参考書・テキスト・過去問とは?甲種危険物取扱者の勉強時間と攻略ポイントなどまとめてみた
QC検定の概要
QC検定とは組織で働く人々の品質管理能力を向上させることで、製品やサービスの質を改善する事は勿論、コストの改善や、組織の体質強化を目指すことに重きを置いています。
また各組織の品質の知見を深める事で、結果として日本の産業界全体の底上げに役立つ制度として2005年に導入された検定となります。
2005年からスタートという事は、歴史で言うと14年という年月しか経過しておりませんので、危険物などと比較するとあまり知られておらず、マイナーな資格の1つと言えるかもしれません。
マイナーな資格である事は間違いないですが、最近は意外にも製造業者以外からも社会人としてのステップアップする為の自己啓発として注目されてきています。
なのでもしかしたら、これからもっと認知されていく検定の一つかもしれませんね。
QC2級の受験者数・合格者数・合格率
2020年度までのQC検定2級の受験者数・合格者数を見てみると年々増加していることが分かります。
細かいデータは公式を参考にしてみてください↓↓↓
JSA Group 日本規格協会グループ-https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0500/index/qc/
2級だけに関わらず、最近QC検定自体依然と比較して知名度も上がってきたので、QC検定の受験者数は今後も増加していく事が考えられます。
一番メジャーな級の3級は合格率が50%ほどですが、2級に関しては、合格率が20%前後なのである程度心して挑まないと普通に落ちてしまう難易度となっています。
過去28回における級別QC検定合格率
第1回から第30回までのQC検定合格率の推移が以下のようになります。
傾向を見てみると、全体的に難化しているのが読み取れます。
第一回は4級、3級、2級の合格率がほぼ変わらず1級の合格率も40%付近という今ではあり得ない数値をたたき出しています。
因みにどれぐらい難しくなっているかというと、
☑4級の合格率9.46%↘
☑3級の合格率34.6%↘
☑2級の合格率54.6%↘
☑1級の合格率30.8%↘
全体的にかなり合格率が低くなっており、その下がり幅は2級が1番大きい結果となっています。
2級の合格率17%の過去問を解いたことがありますが、初めて解いたときは勉強時間が足らなかったことと、傾向違いの問題が出題されたことで、合格点ぎりぎりだったのを記憶しています。
1級に関しては最新の合格率が2%台なのでこれ以上難しくはならないとは思いますが。。。
QC検定の受験者数増加の考察
受験者増加の背景として、製造業の不正問題などが相次いだことによる、「品質への関心」のニーズが高まった事が理由なのはまず第一にあると考えられます。
業界全体で意識の向上を図り、よりよい品質を築いていく事は結果的に良い製品を生み出すことにも繋がりますからね。
また企業は品質関連業務者の早期熟練を図っており、その表面的な活動の一つとして、品質の基礎から発展までを学べる自啓発として
QC検定【品質管理検定】
の受験が推奨されるようになりました。
特に実務として既に品質に関わっている方々は比較的手が届きやすい3級から受験を推奨され数多くの受験者が挑戦しているのが現状です。
しかし以前2級を受験したときは、受験を望んでいない人が多く存在し、
☑上司から受けろと言われた。
☑とりあえず受けてくれと言われた。
そんな発言は少なくありませんでした。
勿論私が小耳にはさんだの内容が全てではありませんが、少なくても受験する事を「強制」なイメージを持っている人は少なくないと感じました。
実際そういった経緯で受験された方は問題解くのを放棄して45分で席を退席したり(もしかしたら解き終わっている人もいるかもしれませんが、、、)するので、いろんな受験背景を持った人が受験しているのでしょう。(因みに私が受験した会場では5~7%ぐらいの人が退席した記憶があります)
しかし2級を受験して感じたことは、3級とは異なり、受験者はそれなりの覚悟をして試験に挑みに来ている印象を受けました。
年齢層も30後半から40半ばまでの人を多く見かけ、恐らく、能力向上や昇進などを意識している方も多かったのかもしれません。
実際3級とは違い45分で席を退場したのはたったの2%ほどでした。
しかし高い意識を掲げていても合格率20%という低い数字が物語っているのと同じように、楽して合格する事は難しいでしょう。
そこで楽して合格は出来ないけど、「効率的」かつ「効果的」に理解を深め、試験に挑むための攻略法を次の章から述べていきます。
QC検定2級に合格する為の勉強方法
それでは私が実際に実践した3ヶ月で得点率90%を達成した勉強方法をご紹介いたします。
まず初めに勉強初めからラスト1か月の2か月の期間↓↓↓
☑朝10分、夜30分テキストを読む
☑覚えずらい公式はメモする
☑2か月継続する
いかがでしょうか。
基本的にメモは取らず本当に何度見ても分からない所のみメモをします。
それ以外は基本テキストを眺めているのみです。
朝10分・夜30分は長いと感じる人もいれば、短いと感じる人もいるでしょう。
因みに3級を受験した際は1日10~20分テキストを読むことを継続していたので、2級と3級を比較すると1日当たりの勉強量は倍になっています。
しかしそれでも40分ほどの時間しか勉強しておらず、夜はお酒を飲みながらテキストを眺めていました。
最終的に2か月後の初過去問の正答率は75%(直近6回分で一番合格率が高いのを解いてます)でした。
この2か月の期間で重要なのは間違いなく「継続」することで正直勉強時間は30分でも20分でもいいと思います。(たまに10分しか勉強していないこともありました。)
勉強を始めたての頃は、恐らく2級の公式の多さなどに圧倒されて、テキストを開きたくないなんてことはざらですが、それは最初から全力でテキストと向かい合ってしまい、最初から全てを理解しようとしてしまった結果です。
最初は全然理解できなくても大丈夫です。
大切なのは「これ前も見たことあるな。。。なんか似たような事を言っているのかな?」
こういった感覚(記憶の結びつき)にたどり着くのが大切です。
その感覚にたどり着いたとき、はじめてメモを取り、気づきの認識を「形」として残していきます。
そうする事でテキストに詳しく乗っていないようなオリジナルの言い回しのメモが量産されていきます。
ここまでのQC検定2級の勉強法方法をまとめると以下のようになります。
☑最初から全力で挑まない
☑記憶の結びつく感覚を早くつかむ
☑メモはあくまで補助的なポジション
因みに朝10分で夜30分の理由としては、これも記憶の結びつきを強くしていく為です。
前日の夜に30分で学んだテキストの内容を、朝の10分で復習します。
上記を継続していく事で、その時学んだ内容というのが忘れづらくなり、かつ夜分からなかったのに、脳が一番さえている朝だと理解できたなんて「新しい発見」にも出会えます。
なので朝10分ほど前日の復習をするのは非常にお勧めです。
QC検定2級に合格出来る勉強時間
QC検定2級に合格する為の勉強時間とはいったいどれぐらいの期間を必要とするのでしょうか。
よく話題になるのが「一夜漬け」「1週間」というパワーワードたちです。
上記について結論を下すと
一夜漬け・一週間で合格は可能か
一夜漬け:不可能
一週間 :数学が得意ならいけない事もない
それではまず一夜漬けに関して触れていきます。
QC2級は一夜漬けは可能か
前提として公式などほとんど知らない人を対象としますが、そういった場合ですと不可能です。
実戦分野は経験でカバーできたとしても、公式の量が膨大なので、全てを理解して合格という結果を獲得するのはまず不可能です。
2級を目指している方々はそれなりの覚悟と目標があると思いますので一夜漬けは無いとは思いますが、もし一夜漬けで挑もうとしている人がいましたらお金がもったいないので止めましょう。
QC2級は1週間で合格可能か
QC検定2級は1週間で合格可能かについては、3級などの受験経験も無く、まだ何も知識がない人でしたら厳しいでしょう。
しかしQC3級をすでに所持していて、かつ品質業務に実際に従事している方でしたら不可能ではありません。
というのも先ほどお伝えした通り、1日40分を2か月勉強した後の過去問正答率は75%なので、1月30日で計算してみると、2か月で2400分となります。
つまり40時間で実質合格の可能性がある事になります。
1週間で合格を狙うのであれば、勉強の進め方は人それぞれで断言は出来ませんが、単純に7日で分割してみると1日5.7時間で合格が見込めます。
平日は5.7時間の残業は厳しいと思いますので、試験前日の土曜日に仮に10時間勉強するとすれば一日5時間の勉強で合格は見込める事になります。
私でしたらこの1週間合格は体に負担となるので現実的ではないと思いますが、「勉強は短期間がいい」と思う方は実際不可能ではないと思います。
しかしこの方法をあえて選択するのは現実的ではないので、1か月で合格は可能かについて触れていきます。
QC2級は1ヶ月で合格可能か
まず初めにアンサーから。
QC3級を持っている人
合格は十分可能
QC3級を持っていない人
合格出来るかもしれない
なぜ上記の様な結論に至ったかというと、答えは単純でQC3級を受験した人はすでに予備知識があり、特に実戦分野の知識が少なからず残っているからです。
なのですでに3級を持っている人であれば、正直公式を覚えれば良いだけなので、1か月のうち8割公式を覚えて2割過去問を解けば問題なく合格は見込めると考えられます。
一方でQC3級を持っていない人であれば、実践分野を第1週で完璧に習得し、第2、3週で公式を完璧にして、残りの日数で過去問を解くのがベストと言えるでしょう。
しかし私個人としては正直余裕持って2か月3ヶ月で合格が目指すのが妥当かと思います。
QC2級に合格できるテキスト・参考書
QC2級を受験するうえでまず一番初めに行動するのがテキストの購入かと思います。
書店に足を運んでも、ネットで口コミを比較しても、多くの情報が飛び交い購入に待ったをかける場合も少なくありません。
そこでここからは私が実際に3ヶ月で得点率9割を獲得する事が出来たテキストをご紹介いたします。
それが以下のテキスト&過去問になります。
私はこの二冊のみで得点率9割を獲得しました。
QC検定2級×問題集
このテキストのどこが良いか。
それは勿論網羅性は言うまでもありません。
本当にpointとなるのは以下の二点。
☑100点を目指していない
☑守備範囲が広い
上記に点だと私は思います。
このテキストは「1発で合格する」「徹底的に合格にこだわる」というのを掲げており、実際掲げているだけあってこのテキスト1冊で合格は可能です。
より守備範囲を広げるために他のテキストにも手を出した方が良いのでは?という意見もありますがそれは間違いなので、記事後半で説明いたします。
QC検定2級×過去問
テキストで出題内容・全容を把握したら次は過去問に取り掛かり各分野の出題傾向を把握するのが鉄板でしょう。
実際に問題を解く時間を計測する事で、自分の得意・不得意分野を把握する事にも繋がり、何より自身のQC検定に対する自信へと繋がります。
もし合格に悩んでいる人は参考書を変更したりせず、自身の勉強方法を見つめ直しましょう。
しかしこのテキストは勿論良い所だけではありません。
これらのテキストは「合格に拘る」ため「100%の理解」には拘っていません。
従って「QC検定2級を取得しつつ品質管理の理解をもっと深めたい」そんな方には物足りないテキストかもしれません。
合格する分には全く問題ないですが気になる方は他の参考書も合わせて購入しましょう。
QC検定2級に落ちる勉強方法
次にQC検定2級の合格を目指していくにあたってNGな行動について述べていこうと思います。
それが以下の2つ↓↓↓
☑テキストの公式を全部ノートに写す
☑テキストを何冊も購入する
☑過去問だけ勉強する
いかがでしょうか。
意外と思う方もいれば、当たり前と思う方もいると思います。
上記3つに関して私の意見をまとめさせていただきます。
NG① テキスト公式を全部移す
まず一つ目の「テキストの公式を全部ノートに写す」に関して述べていきます。
上記が何故NGかというと本記事の勉強法(眺める戦法)の強みを抑制してしまうからです。
このノートに書き写す、重要語句をノートに書き移すという作業は正直時間の無駄です。
実際に私が行っていた事としては以下の3つ↓↓↓
☑テキストの重要箇所にマーカー
☑その横に自身のコメント
☑ややこしい重要語句のみノートに記入
いかがでしょうか。
上記の通りあくまでテキスト主体です。
この勉強の進め方に関しては2級も3級も大差ありません。
何故ノートに書く事を勧めないかというと、
「書く」>「覚える」
作業になってしまうからです。
皆さん一度は感じたことがあるはずです。「書く」事で労力を使い果たし、勉強した気分になります。
しかし「自分のためになった内容はどれ位?進捗はどれ位?」かを振り返ってみると驚くほど結果には結びついていません。
最後に「ややこしい重要語句のみノートに記入する」件についてですが、この自作のメモを毎朝1分目を通すなど、日ごろのルーチンにしてしまえば、ややこしい語句は決して間違えなくなります。
「ややこしい」という事は、「間違えやすい」語句のはずです。
なので運営としてもやはり1・2問は出題しておきたいのは本音だと思います。
たかが数点ですが、この数点で泣く受験者もたくさん存在します。
従ってこう言った些細な努力を惜しまず、確実に点を積み重ねていくのが得策と言えるでしょう。
NG➁ 参考書を何冊も購入する
そして二つ目の「テキストを何冊も購入する」についてですが、これに当てはまる人は少なくないと思います。
テキストを解いていくうちに
「この分野に関してもっと知識を深めたい」
「1冊では不安だからもう一冊買っとこうかな」
という不安が脳裏に浮かぶ人もいるのではないでしょうか。
上記に関する結論として、合格のみに焦点を当てるならば、「知識を深めたい」に関しては
☑テキストの内容が9割理解できてから
☑過去問で9割取れてから
上述に当てはまるのであれば「知識を深める価値はある」と思います。
しかしテキスト・過去問共に9割程度の理解・正答率に到達できていない場合、正直テキストをもう1冊増やしたところで、時間のみ浪費し理解が予定より深まらない場合があります。
勿論、業務に落とし込む為に理解を深めたいというのであれば、統計学の本を熟読するのが最善ですが、実際深い統計の知識がQC2級で問われるかと聞かれたら、「NO」なのでQC検定に合格してからじっくりと時間をかけて身に着けていくのが良いと思います。
最後に「不安だからもう一冊買う」に関してのアンサーは1冊のテキストを完璧にできていないから不安に陥ります。
勿論、各参考書ごとに攻めているpointや内容は異なります。
しかしテキスト×過去問をセットにするのであれば、テキストに載っていない内容は過去問で出題されたとしても、ノートにその内容をまとめてしまえばそれで完結します。
また途中でテキストを変えてしまうと、内容が混在して頭が混乱するかもしれないのであまりお勧めしません。
NG③ 過去問だけ勉強する
多くのサイトで過去問を主体で勉強すると書いてありますが、個人的にはこれもNGです。
確かに現状把握のために過去問を利用するのは鉄板ですが、正直過去問は2周もすればもう必要ありません。
というのも過去問だけで対策すると過去問の範囲外から出題された変化球に対応が出来なくなる恐れがあります。
また過去問を解きすぎると、覚えてしまった答えをもう一度解く作業になりかねないので、本当に苦手な年の問題のみを解きましょう。
短期合格を目指すなら取捨選択も視野に
合格したい!だけど仕事が本当に忙しく時間が取れない。
社会人であればそういったシーンはたくさん遭遇します。
そんな人はどの様にQC検定を攻略するか。
答えはたった一つで、優先順位を作って取捨選択をする事です。
こんな事をあえて書くのもどうかと思いますが、
☑○○=出題頻度:100%、得点見込:6点
☑△△=出題頻度:15%、得点見込:3点
上記に関して言うまでもありませんが、意外と正直にテキストを最初から学習していく方はいます。
勿論それは間違いではありませんが、短期合格を目指しているのであればそれは間違いとなり得ます。
得点が見込めるかの判断は、過去問などに、どの分野が第何回目で、どのくらいのボリュームで出題されているかが読み取る事が可能です。
それらを参考にしてから、頻出分野から徹底的に対策していく事で、短期間での2級合格の確率が上がります。
QC検定2級の裏ワザ
さてここからは、QC2級の裏ワザについて述べていきます。
いや、裏ワザなんてないでしょう。と思う方もいらっしゃることでしょう。
しかし私はこの方法で問題と向き合う余裕が変わり、結果的に制限時間に追われなくなりました。
その時間に影響を与える裏ワザは何かというと、
実戦分野を先に解く
上記が経験より導き出された裏ワザとなります。
なぜこれが裏ワザかと言いますと、答えは単純明快で「実戦分野」の方が「手法分野」より圧倒的に簡単だからです。
正規通りに手法分野から問題に取り掛かると、QC2級は計算問題の難易度とボリュームが3級とは異なり上振れするので、後半で時間が足りなくなってしまいます。
しかし得点配分と言うのは「手法 vs 実践」の割合は1対1なので、簡単な実践分野で時間が足りず、最後はお祈りで回答を決定するなんて事は物凄くもったいないです。
実践・手法で両者5割以上を獲得しなければ合格不可。
一方で片方を5割ギリギリで、片方を9割以上獲得すれば合格可能という事です。
以上の事より、確実に合格を狙いに行くのであれば、実践分野から取り掛かりましょう。
実戦分野から取り掛かるにあたって、ただ順番を逆転するだけでなく、時間配分にも気を付けます。
私の経験で行くと、実践30分:手法60分で進行していくと、後半かなり余裕があります。
勿論絶対この時間でなければいけないという事はありませんが、この配分を意識して問題を解き進めていくのがとてもお勧めです。
*マークミスには気を付けましょう
QC検定2級出題範囲・攻略
ここからはQC2級の出題範囲や攻略の部に移行します。
出題範囲に関しては手法分野のみにフォーカスしてまとめていきます。
手法分野は大別すると以下の12項目に分類され、項目の多さに頭を悩ませる方も多いかと思いますが、意外と簡単な単元が多いです。
因みに単元ごとに分類すると以下のようになります。
☑データのとり方まとめ方
☑新QC7つ道具
☑統計的方法の基礎
☑計量値データに基づく検定と推定
☑計数値データに基づく検定と推定
☑管理図
☑抜取検査
☑実験計画法
☑相関分析
☑単回帰分析
☑信頼性工学
☑その他手法
上記12単元について内容とpointをまとめていきます。
QC2級×データのとり方まとめ方
この単元では大別して6項目に分類されますが正直2級として新たに勉強する場所は1か所となります。
☑データの種類
☑データの変換
☑母集団とサンプル
☑サンプリングと誤差
☑基本統計量とグラフ
☑サンプリングの種類
結論。上記の中でサンプリングの種類のみ勉強しましょう。
といってもサンプリングの種類の範囲はとても簡単です。
何故かというと6種類のサンプリング方法の特徴を覚えるだけだからです。
種類としては、
☑単純ランダムサンプリング
☑層別サンプリング
☑集落サンプリング
☑系統サンプリング
☑2段サンプリング
☑有意サンプリング
上記6種類で構成されています。
正直この中で注意するのは2つだけです。
それは「層別サンプリングと集落サンプリング」です。
こちらのサンプリング方法ですが、母集団からいくつかの集団に分割しそれをさらに選別します。。
流れとしてはほぼ同じとなっており、テキストなどには層別サンプルは「各層から1つ以上の単位を・・」集落サンプルは「集落に分割したのちいくつか集落を選択したのち・・」のように書いてある事が多いですが、実際はこんなサービス問題が出題されません。
実際は数字や分かりずらい言い回しで説明される事が多いので混乱する方も多いかと思います。
しかし単純に見分ける方法が1つあります。
それが母集団を分割した後、サンプルを
「ランダムに採取」
「全数採取」
によって見分けます。
覚え方としては、
「ランダム=層別」
「全数=集落」
で覚えます。これさえ覚えておけば少なくとも層別サンプルと集落サンプルで間違える事は無くなります。
因みに「系統サンプリング」は「順番」「製造ライン」「一定」などのワードが出た瞬間確定なのでサービス問題です。
あとのサンプリング形式は特に難しい内容は無いので文章をよく読んで確実に得点していきましょう。
QC2級×新QC7つ道具
新QC7つ道具は手法・実践共に出題される分野となっております。
内容としては馴染みのある以下7項目
☑親和図法
☑連関図法
☑系統図法
☑マトリックス図法
☑アローダイヤグラム法
☑PDPC法
☑マトリックスデータ解析
QC7つ道具と新QC7つ道具の違いと特徴とは?QC検定における2つのtoolの優先度についても考える
正直サービス問題です。
2級を受験される方は「親和図法」「連関図法」「系統図法」の違いなども完璧かと思いますし、その他も問題ないと推測されます。
過去問ではアローダイヤグラム法の計算やマトリックス図の読み方などが出題されましたが、基礎的な内容を押さえておけば問題なく解くことが可能です。
QC2級×統計的方法の基礎
統計的方法の基礎では大別して以下5項目に分類されます。
「基礎」とつくだけあってQC2級の中では必ず身に付けておきたい知識となっております。
☑正規分布
☑二項分布
☑ポアソン分布
☑統計量の分布
☑期待値と分散
上記の5項目に関して、多くの場合、確率計算を含んでおり、QC検定3級と比較して「基礎」のレベルも大幅に上昇し、計算が苦手な方は嫌になってしまうかもしれません。
しかし正規分布・二項分布に関しては基本的な事を抑えてけば問題ありません。
ポアソン分布も聞きなれない分布ですが、正直ポアソン分布の公式と対数の性質さえ理解してしまえば、問題ありません。
ポアソン分布は大問で出された場合、深く追求されるためその大問を公式と対数の性質のみで満点を取るのは厳しいかもしれません。
しかし大問で出されたとしても公式と対数の公式を理解しておけば7割ぐらいは意外と回答出来てしまうので、合格を目指すうえではこのアプローチが最善かと思います。
統計量の分布に関しては以下4つの分布に分類されます。
☑平均値の分布
☑t分布
☑カイの二乗分布
☑F分布
もし上記に関して問題が出題されるのであれば、文章に当てはまるような分布の公式を選択肢から選べ、のようなものが多いです。
これだけ聞けば簡単に聞こえますが、上記4つは次章の「検定と推定」や実験計画法などでも必要とされる知識となりますので、公式の理解だけは確実にしておきましょう。
QC2級×計量値データの検定と推定
計量値データに基づく検定と推定はQC2級の中では山場の1つと言えるかもしれません。
私もここは慣れるまで少し時間がかかりました。
ここでは「帰無仮説」「対立仮説」「棄却」「採択」「有意水準」などの言葉が出てきます。
普段の生活ではなじみの少ないワードが多く出現し、理解に時間がかかった方も多いのではないでしょうか。
正直ここで問われるのは簡単に言うと、各検定した結果が棄却域にあるかないかのみです。
しかし覚える事はなかなか多いです。
☑Z検定統計量(標準正規分布)
☑t検定統計量(t分布)
☑X二乗検定(X二乗分布)
☑F検定
上記4つの検定の進め方にプラスして、片側検定か両側検定か、平均に関する検定か分散に関する検定かなど全てを広く理解しておく必要があります。
またそれに追従して統計量から母集団の特性を知る推定も絡んできます。
正直時間が無い人は推定に関しては捨てても良いですが、検定と推定は基本的にセットなので出来るだけ理解を深める必要があります。
ここまでの説明だけだとすごく難しく感じますが、この範囲でも頻出かつ簡単な問題が出題されます。
それが「第1種の誤り」「第2種の誤り」です。
これらはQC検定3級でも出題されましたが、2級でも変わらず出題されます。
手法分野として出題されることもあれば実戦分野としても出題されることもあります。
簡単なのでこの大問の得点率を上げるために確実に違いを把握しておきましょう。
QC2級×計数値データの検定と推定
先ほどは計量値データに関する検定と推定に関してですが、計数値データに関する検定と推定も出題されます。
もし計量値と計数値の違いが忘れてしまった方がいらっしゃいましたら、2つに関してまとめてますので参考にしてみてください。
さて計数値データの検定と推定ですが、簡単に言うと二項分布とポアソン分布に関しての検定です。
さらに細かくいうと、
二項分布
☑1つの母不適合品率に関して
☑2つの母不適合品率に関して
ポアソン分布
☑母不適合品数に関して
☑2つの母不適合品数の違いに関して
上記に関して基本的に公式を覚えてしまえば全く問題はありません。
しかし公式は二項分布・ポアソン分布共に傾向を掴めば問題ありませんが、正直覚えるのは面倒くさいです。
なのでこれは完全に覚えるというよりは、毎日一瞬でも目を通して、記憶を定着させるぐらいで大丈夫です。
個人的には「分割表」による検定をしっかり覚える事をお勧めします。
何故かというと、二項分布・ポアソン分布の覚えずらい公式をあいまいに覚えるよりいじりようがない分割表の検定で確実に得点した方が楽だからです。
解き方も簡単なので、時間がない複雑な公式の暗記は出来るだけ減らしたいという方は、「分割表」の検定で得点を狙いましょう。
QC2級×管理図
QC2級の管理図では3級の範囲にプラスして新しく4つの管理図が追加されています。
全体的な難易度で言うと難しくはありませんが管理図は大問で出題しやすいので初手を間違えてしまうと、?から抜け出せなくなります。
また合計7つの管理図が出題されるので、各々の特徴をとらえ、どこで公式を使用し、解き進めていくかを正確に判断していく必要があります。
計量値を用いる管理図
☑x(-)-R管理図
☑x(~)-R管理図
☑x-Rs管理図
計数値を用いる管理図
☑np管理図
☑p管理図
☑c管理図
☑u管理図
一見量が多くしんどそうに見れますが、c管理図やu管理図を軸で出してくることは少なく、np管理図やp管理図が出題し公式の違いを問う問題が多かったと記憶しています。
また基本的に平均と範囲の管理図さえ押さえておけば計量値の管理図は応用が利くので、公式だけ覚えてしまえば問題ないです。*第30回ではx-Rsの管理図が大問で出題されましたが公式が分かればサービス問題でした。⇒過去問しか解いていない人は解けなかったかもしれません。
テキストにもよりますが、p管理図は二項分布、u管理図はポアソン分布に従うという組み合わせは2点ぐらい稼げるので覚えておいた方が良いかもしれません。
QC2級×抜取検査
抜取検査の範囲では以下3項目に分類されます。
個人的に正直「抜取検査」はサービス問題です。
☑抜取検査の考え方
☑計数規準型抜取検査
☑計量規準型抜取検査
上記に関して、基本的に「抜取検査の考え方」、つまりOC曲線とは何かについてと、計数規準型抜取検査について基礎の理解があれば、大問で問われようが基本的に解くことが可能となります。
この単元がもし出題されたのであれば、それは100%の正答率を目指さなければいけない。
それぐらいの心意気で回答していきましょう。
ここの内容は多くの場合、OC曲線の図が示され、その内容について問われることが多いです。
図があるという事は答えがそこから導き出せるという事にも繋がりますので、焦らず解けば問題なく答えにたどり着きます。
本番でこの範囲が出題されたらむしろ「抜取検査」から解き始めてもいいのかもしれませんね。
QC2級×実験計画法
実験計画法に関して結論を述べるのであれば、QC2級を合格したいのであれば、この範囲の理解を深めずには達成できないと考えて大丈夫です。
それぐらい頻出分野となっております。
出題範囲としては以下の3つとなります。
☑実験計画法の考え方
☑一元配置実験
☑二元配置実験
因みに上記3項目に関して理解を深める内容は3/3で全範囲がmustとなります。
この単元は基本的に大問で出題され、ここを疎かにすると全体の10%の得点を自ら捨てると言っても過言ではないです。
実験計画法の考え方
まず実験計画法の考え方としては以下3つは抑えておきましょう。
☑フィッシャーの3原則
☑実験計画法の構造式
☑名称の理解
まずフィッシャーの3原則に関しては実戦分野・手法分野共に出題される可能性があります。
フィッシャーの3原則
1)反復の原則:観測誤差の評価
2)無作為の法則:系統⇒偶然誤差への転化
3)局所管理の原則
フィッシャーの3原則に関して、詳しくは覚えられないという人は1)~3)の原則名のみ覚えましょう。
原則名のみ覚えてしまえば、そこから逆算して選択肢を厳選していく事は可能なので時間が無い人におすすめです。
次に「構造式」に関してですが、これも意外と出題されます。
特に一元配置と二元配置時の構造式の違い遠回しに問われる事があります。
これに答えるためにはしっかりと一元配置と二元配置に関して理解を深める必要があるのでその点を意識して学習を進めていくといいでしょう。
最後に「名称の理解」についてですが、たまに穴埋めで出題されます。
「級間変動」「級内変動」「因子」「水準」「要因」などの言葉の違いを穴埋めで問われます。
いくら実験計画法の公式を暗記したとしても、こういった単純な語句の違いを問われ、回答できないと悔しいですよね。
そうならないために基礎の「き」は確実に押さえておきましょう。
一元配置実験
結論。時間がない人も実験計画法に関しては「一元配置実験」まではしっかりと理解を深めておきましょう。
この範囲の理解を深めておけばこの後の「二元配置実験」に関して問われたときも問題にもよりますが半分は回答可能となります。
一元配置実験は一見難しそうに見えますが、正直とても簡単です。
というのも簡単の定義から少し外れるかもしれませんが、「一元配置実験」を含む問題はQC2級において高確率で出題されるからです。
QC2級で頻出分野⇒勉強する⇒理解が深まる⇒簡単に問題が解けるという一連の流れが構築される結果です。
また問題自体に変化球も少なく、基礎さえ固めておけば問題一のサービス問題となります。
以上の事から、合格を狙う上で「一元配置実験」は勉強時間を多くかける価値があるのかもしれませんね。
二元配置実験
一元配置実験と二元配置実験は何が違うのか。
答えは二元配置は一元配置を含む実験に関する進め方が出題され、より多くの知識を問われることです。
多くの知識と言っても一元配置をすでに学習した人であれば、難なく理解は深まると思います。
また二元配置は一元配置を含む内容が出題されますので、この記事を見て今からQC2級を勉強しようと思ったのであれば、一元配置ではなく、二元配置から理解を深めましょう。
正直二元配置さえ理解を深めてしまえば、一元配置は回答経験がなくとも解けてしまいます。
しかし時間が無くてとてもじゃないけど間に合わない。。という人は「推定」は捨てていいです。
推定に5分悩んで1点~2点を狙うよりは、個人的に他問題をその時間で素早く解いた方が後々楽なのでお勧めです。
QC2級×相関分析
結論。サービス問題です。
ここでは3級と同様に相関の有無、相関係数の求め方について問われます。
特に難しい点は無く、計算補助表をもとに解き進めていく事になりますが、計算ミスだけはしない様にしておきましょう。
QC2級×回帰分析
これは好き嫌いが別れるかもしれません。
問題集などを始めてみた時、グラフと3つの変動を示され、理解するのに時間がかかるかもしれません。
もしくは苦手意識が芽生えてしまうかもしれません。
しかし数学が得意な人は落ち着いて問題を読んでみると、またQC検定の2級を解き進めている人であれば、回帰分析は実験計画法や検定と推定と比較したとき遥かに簡単である事が分かります。
因みに内容としては以下二つを問われます。
☑単回帰式の推定
☑分散分析
正直3つの変動の公式さえ覚えてしまえば、分散分析表から逆算したりなどして解き方が分からなくても、対応できる場合が多いです。
しかし回帰分析には検定(F検定)とかも出題されるのでそんなに簡単なイメージが湧かないかもしれませんが、解き方を知らなくても、以下のように抜け道もあります。
回帰分析検定の裏ワザ
検定を問われた後の問題で回帰式を求める問題が登場したら、F検定は有意である。
⇒有意でないとそもそも回帰式は求めない為
⇒多くの場合有意であるので回帰式の求め方は覚える必要あり
当たり前じゃんと思う方もいれば、なるほどと思う方もいるかもしれませんが、ひとまずこの事を念頭においておけば、回答時間の短縮につながる事は間違いないです。
回帰分析は難しく見えるだけなので、落ち着いて理解を深めていきましょう。
QC2級×信頼性工学
結論。サービス問題です。
この範囲の勉強時間は3時間もいらないでしょう。
また本番の試験で大問で出題されたとしても5分で回答しましょう。
基本的に直列システムと並列システムの計算について問われます。
システムが複合的に組み合わさった図が示され、それらの信頼度を導いていきますが、簡単に言うと「引算」と「掛け算」です。
どんなに出題者が難しく出題しようとしても(多分難しくできない)、「引算」と「掛け算」です。
保全性なども問われますがこれも「足し算」と「割り算」です。
保全性は計算というより言葉のひっかけみたいな所で失点するリスクはありますがあくまでそこだけです。
試験本番「信頼性工学」が出題されたら、一番初めに解き進めてもいいのかもしれませんね。
QC2級×その他手法
この範囲ではQC7つ道具や工程能力指数などに関して問われます。
工程能力指数に関しては、公式と工程能力指数の判断基準に関して完璧なら勉強はしなくていいです。
QC7つ道具とは?特徴・メリット・使い方について分かりやすく解説。
QC7つ道具に関してもパレート図の解き方や、ヒストグラムの解き方などは問われません。
なのであくまで大まかな特徴や形だけは覚えておきましょう。
QC2級×品質管理の実戦分野
QC3級をすでに合格をしている人は勉強する必要がありません。
何故なら出題範囲がほぼ変わらないからです。
勿論、初期流動管理や変化点管理は3級の範囲では出題されませんが、すでに品質業務に従事している方々であれば馴染みのある単語になります。
あえて実践分野で攻略を上げるのであれば以下のようになります。
☑品質マネジメントシステム
☑方針管理・日常管理
☑課題達成型QCストーリー
☑標準化
上記4つが大問で出題されることが多いです。
品質マネジメントシステムは品質マネジメントの7つの原則に関して問われ、穴埋めであったり、文章であったり様々です。
内容を丸暗記するのではなくとりあえず以下7原則は記憶に残しておきましょう。
☑顧客重視
☑リーダーシップ
☑人々の積極的参加
☑プロセスアプローチ
☑改善
☑客観的事実に基づく意思決定
☑関係性管理
方針管理・日常管理に関しては本当によく見ます。
内容としては「重点課題」「目標」「課題」の穴埋めや、部門間の関係やレビューに関して問われることが多いです。
これはある程度パターンが決まっているので、過去問を1周したぐらいでほぼ間違えなくなると思います。
方針管理と日常管理とは?違いや関係について分かりやすく解説
次に課題達成型QCストーリーですが、問題解決型との違いや、各ステップの穴埋めなどが出題されます。
「攻めどころ」「方策の立案」「成功シナリオ」という言葉は忘れないようにしましょう。
最後に標準化ですが、標準化の種類は勿論、標準化に至るまでのプロセスや目的など幅広く問われます。
標準化は単に合格のために理解を深めるというよりかは、モノづくりでは必須の考え方なので、実務に活かしていく事を意識して是非学んでいきたいものですね。
QC2級の優先順位ランキング
ここからは時間がない人向けにQC検定2級の勉強優先順位ランキング(手法のみ)についてまとめていきます。
あくまで1個人が決めたことなので、100%ではありませんが、参考にあれば幸いです。
それでは以下がランキングになります。
①実験計画法
➁単回帰分析
③計量値の検定と推定
まず実験計画法に関しては、過去6回の試験で6回出題されています。
また出題型式も大問で出題され、合格を左右していく事は間違いないです。
基本的に芋づる式に問題を問われることが多いので、序盤を間違えてしまうと、その後の問題が解けなくなってしまう可能性があります。
ですので、この範囲は基礎からしっかりと学んで確実に点を取っていく事が重要となります。
出題されると分かっているのであれば、学習しない理由はありませんね。
次に単回帰分析ですが、過去6回で4回出題されています。
この数字だけ見ると大して重要ではないと感じるかもしれませんが、単回帰分析は相関分析の延長であると言えるので、単回帰分析と相関分析を1つと考えてみると、毎回出題されています。
相関分析は実際サービス問題ですが、単回帰分析はQC2級の山場の一つなので、苦戦する人も少ないかもしれません。
また実験計画法と相関分析と単回帰分析が同時出題されたときは注意が必要となります。
何故かというと、上記3つは数学的要素、つまり計算問題を多く出題して来るからです。
出ると分かっていても、計算に慣れていなければ本番で時間を多く必要とし、ケアレスミスの可能性も払拭できません。
なので単回帰分析に関しても、実験計画法と同様に基礎からしっかり学んで本番に備えましょう。
最後に計量値の検定と推定ですが、過去6回では4回出題されています。
私がこの単元を何故選択したかというと、この単元の知識は他の範囲でも必要とする知識が多く存在するからです。
F検定などは実験計画法でも知識が問われるので、ここで検定と推定の知識を蓄えておかないと、他の最重要分野に支障をきたします。
なので計量値の検定・推定は、他の範囲にも影響を及ぼしかねないので、少なくとも公式などは確実に覚えておきましょう。
まとめ
☑テキスト主体で進める
☑テキストを何冊も購入しない
☑過去問だけを勉強しない
☑実践分野を先に解く
☑実験計画法は一番重要
いかがでしたか。
QC2級は合格率20%前後と合格する事は簡単ではありません。
しかしコツコツ問題と向き合っていく事で、間違いなく理解が追いついてきます。
正しい勉強方法を身に着け、最短でQC2級の合格を勝ち取りましょう。
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