皆さんは自身のスキルアップのためにどのような自己啓発に取り組んでいますか?
メジャーな所を挙げてみると「TOEIC」などが有名ですが、英語に関わりが無い場合無縁となります。
またせっかく取得した資格も活用できなければ全く意味がありません。
■ 様々なシーンで活用できる資格を取得したい
■ 資格取得したいけどなんだか難しそう
上記に該当する方におすすめしたい是非お勧めしたい資格があります。
それが秘書検定二級です。
本記事では私が秘書検定二級に約1週間で合格した勉強方法とテキスト、過去問などについてまとめていきます。
本記事では公式ページを参考にさせていただく個所もございます。
もっと詳しく知りたいという方は是非公式を参考にしてみてください。
秘書検定公式-https://jitsumu-kentei.jp/HS/index/
秘書検定とは
秘書検定とは、社会で働くうえでの基本的な知識、「表情」「態度」「ふるまい」「言葉遣い」「話し方」という項目をより深く身に着ける検定です。
言い換えると、社会人としての一般常識を効率的に身に着ける事が可能な自己啓発となります。
特におすすめなのが社会人になる前の学生さんのうちに2級・3級を取得している事です。
ここまでの級を取得していると就活時に「ある程度の常識がある人材」とみられ、選考が少し有利になる可能性があります。
実際に受験者の割合を確認すると1級~3級合算で、学生がメインで受験していることが読み取れ、特に「大学生」が4割弱占めていることが分かります。
勿論目指す職業によっては準1級、1級と目指す必要性もあるかもしれませんが、とりあえず2級までを目指しましょう。
秘書検定の受験者数・合格者数・合格率
秘書検定の受験者数、合格者数、一次合格者数、合格率などはどの様になっているのでしょうか。
まず2020年の試験における状況を確認してみます。
合格率は1級<準1級<2級<3級と変化するごとに数値が大きくなっていることが分かります。
一方で受験者数を見てみると1級<準1級<3級<2級となっております。
詳細を見てみると、2級は3級の倍近く受験者数が存在し、1級と2級を比較すると約30倍の人数に開きがあり、いかに2級がニーズがあるレベルなのか読み取れます。
次に級別の過去3年間における受験者数の変化を確認してみたいと思います。
受験者数は直近ウィルスの流行の影響で減少しておりますが、それでも2級は5万人以上受験する注目されている自己啓発である事が読み取れます。
こうしてグラフ化してみると改めて2級の注目具合が分かりますね。
また合格率の変動は下図の通りになります。
直近合格率は上昇傾向ではありますが、3級以外そこまで大きな変動はありません。
各級の直近の合格率は、
☑1級 :30%
☑準1級:39%
☑2級 :61%
☑3級 :77%
となっており、合格率幅は44%です。
正直他の検定などと比較すると上位級(一級、準一級)の合格率はかなり高い印象を受けます。
なのでもし時間に余裕がある方は1級・準1級に挑戦してみるのも良いのかもしれません。
秘書検定2級に合格する為の勉強方法
ここからは秘書検定2級にフォーカスして記事をまとめていきます。
まず合格する為の勉強方法ですが、これはとてもシンプルです。
テキスト・参考書と問題集で対策していきます。
正直2級までは実技等が存在しないので知識を蓄えるだけで難なく合格する事が可能です。
実際に二級の合格率は60%とかなり高い数値をたたき出しております。
したがって、特に対策を増やすのでなく、シンプルに過去問とテキスト・参考書で対処していきましょう。
実際に私が使用した参考書は後でご紹介いたします。
秘書検定2級の勉強時間
秘書検定二級に合格する為にはどれくらいの時間を必要とするのでしょうか。
ここからは私の意見も交えてまとめていきたいと思います。
一般的にネットで出回っている情報では30時間~60時間ぐらい必要とされるとされておりますが、正直そこまで時間は必要ないというのが私の意見です。
私が合格した時は多く見積もって1週間程度、恐らく多く見積もって10~15時間程度です。
もともと私は礼儀等に少し興味があったアドバンテージはありますが(特に専門的な学習はしておりません)、もっと作法に精通した方であれば、正直勉強時間5時間未満という方もいらっしゃると思っています。
したがって礼儀・作法に精通している方は10時間未満。
少し興味があった、もしくは家庭がとてもそれらの内容にこだわりがあるという方は10~20時間程度。
専らその道には興味がなかったが1から学んでみようと思ったという方は20~50時間程度が目安だと考えられます。
秘書検定2級は一夜漬け可能か
秘書検定二級は一夜漬け可能か。という内容ですが、
結論、「可能です」。
しかし前述の通り礼儀・作法に精通している方に限定されますので、多くの場合は「一夜漬けは不可能」というのが正解かもしれません。
したがってもしネットに一夜漬けは可能と記載してあってもあまり鵜呑みにしないようにしましょう。
秘書検定2級は一週間で合格可能か
結論、秘書検定二級は「1週間で合格可能」です。
個人的には時間がある学生さんは1週間、1日で考えると3[hr/day]ほど余裕があれば十分合格が狙えます。
3時間が7日間あれば21時間の勉強時間なので「試験に合格する」という内容だけであれば1週間短期集中がベストかもしれません。
勿論短期詰込みは記憶の消失が早いので、就活で印象を良くするためなどの学生さんに向いている勉強方法かもしれませんね。
秘書検定2級 おすすめテキスト・参考書・過去問
ここからは私が実際に使用した参考書・テキスト、過去問についてご紹介させていただければと思います。
前提として秘書検定の内容に凄い精通している人以外を対象とさせていただきます。
初めからかなり詳しい人はネットに過去問がいくつか転がっているのでその情報で受かると思う為です。
さて実際に使用した参考書は以下の通りです。
またテキストに加えて同シリーズの模擬問題集も使用しております(紛失してしまい画像はありません)
こちらの参考書はかなりシンプルにまとまっており、頻出ポイントに絞っているので時間が無い方や、勉強したくない方等に向いている参考書です。
私はこの参考書のおかげで勉強期間1週間以内で無事合格しております。
またこちらの参考書に限ったお話ではありませんが、参考書は可能な限り読みやすい物、特に絵や画像が多いものを選択しましょう。
文字だけのものは理解しずらい事は勿論ですが、何より飽きないので集中力の継続が異なります。
結果として合格する為の参考書選択の方程式は、
シンプル×図解が多い=秘書検定二級合格
となります。勿論中には文字が多いという方もいらっしゃるかと思いますが、もし参考書選択に悩まれておりましたら施肥参考にしてみてはいかがでしょうか。
秘書検定2級に落ちる勉強方法
秘書検定二級に落ちる勉強方法は一般的な非効率な勉強方法が該当します。
それは「参考書・テキスト」の内容をノートに書き写す事です。
勿論本当に重要だ、私生活では体験できないような内容だ、と言った内容であればノートにまとめる必要性はあります。
しかしここでいうノートに書き写す事は「何も考えず参考書に太字で書いてある事をまとめたりする事」です。
これは本当にムダです。
せっかく参考書という完成された媒体があるにも関わらず、改めて多くをまとめ直すのは間違いなく二度手間です。
実際に私がまとめた枚数は片面3枚のみです。
勿論、ノートの枚数は人それぞれかと思いますが、個人的には理論分野(必要とされる資質、職務知識、一般知識)は優先的に不明点を自分なりにお勧めしていく事をお勧めします。
その理由に関しては後半でまとめていきます。
短期合格は勉強方法に優先順位を
秘書検定二級に短期間で合格をしたい方は多くいらっしゃるかと思います。
そういった方々は勉強するうえで優先順位を設けましょう。
当たり前の事を言いますが毎回10問出題される単元と毎回2問しか出題せれない単元だとどちらを重点的に学習しますか。
もちろん前者が大半を占める事は容易に想像がつきます。
個人的に大切だと感じた優先度としては「マナー接遇」です。
マナー接遇は12問出題されるうえに個人的に一番重要視しているように見えました。
一方で必要とされる資質に関しては学習する優先度は低いです。
勿論時間に余裕がある方は全範囲知識を深めていくのがベストですが、シンプルに「短期合格」のみを目指している方は取捨選択しながら学習を進めていきましょう。
秘書検定2級の出題範囲・攻略ポイント・裏ワザ
秘書検定2級は大別して5つの範囲に分類されます。
☑一般知識
☑技能
☑マナー・接遇
☑職務知識
☑必要とされる資質
上記の中でさらに理論と実技に分類されます。
理論・実技共に60%以上の正答で合格となります。
理論・実技共に選択問題は5つの選択肢から回答を選んでいきます。
一方で記述問題は自分で答えを書いていきます。
採点基準、配点などを非公開とはなっておりますが、ここで誤解しないでいただきたいのが記述と言っても「お題に対して500文字でまとめよ」みたいな内容ではありません。
問われる例としては、
・二重敬語を敬語に修正せよ
・表をグラフに変換せよ
といった内容なので、おそらく社会人の方は特に難しいと感じる内容ではありません。
記述の攻略方法としては、これは秘書検定のみの攻略法ではありませんが、「とにかく埋める」事が攻略の一つです。
採点基準・配点などは非公開となっておりますので、100%の回答でなくても近い回答であれば加点されます。
分からない。と感じてもあきらめずにしっかり埋めていきましょう。
理論に関しては全て選択問題なので「簡単なイメージ」があるかもしれませんが、正直記述よりややこしいです。
秘書検定二級の選択問題は回答しずらいグレーゾーンの問題が多く出題されます。
なのでパッと見て正解と感じても実は引っかかっていたという事もあるので、とりあえず2/5まで選択肢を厳選する事を目標にしましょう。
秘書検定2級 一般知識
秘書検定二級の一般知識は、一般的な知識を広く浅く問われます。
暗記の内容なので参考書・テキストを用いて理解を深めていきます。
出題数は理論分野が約13問ある中の約3問出題されますので、理論分野の中では比率は大きくないです。
したがって時間がない人はパスしても良いかもしれません。
出題内容としては会社の仕組みから始まり人事・お金の流れ、そして生産についても含まれます。
学生としては「組織」について恐らく初めて学ぶ事になるので馴染みが無いかもしれませんが、社会人になるうえで知ってて損はしないので時間がある方はしっかり理解を深めましょう。
秘書検定2級 技能
秘書検定二級の技能は社会人として必要とされる知識を問われる暗記分野となります。
出題数は実技分野の約22問中12問出題されるので、比率は大きい事が分かります。
内容としては、選択問題と記述問題が出題されるので注意が必要です。
コツとしては選択問題は2択まで答えを絞る事です。
絶対に間違っている問題を消去し冷静に回答していきます。
またこの分野は「グラフ」についても範囲があり、この内容はほぼ間違いなく出題されると言っていいです。
しかも選択問題・記述問題の片方、もしくは両方で出題される可能性がある為重点的に理解を深めても損はしません。
したがってとりあえず合格を目指したい方はグラフから取り掛かっても良いかもしれません。
秘書検定2級 マナー・接遇
秘書検定2級 職務知識
職務知識は選択問題のみで5問出題される理論分野です。
ここでは組織の中の秘書の役割や定常・非定常業務、職務上の心得を問われます。
職務知識は「秘書」について問われるので、秘書検定を考えるうえではかなりコアな分野だと思っております。
秘書をもし目指す方であれば是非合否に関わらず知識を深めていきたいですね。
一方で資格のみほしい。秘書には興味がないといった方は得点に苦戦する可能性があります。
理由としては興味が湧かないからです。
その場合は他の理論分野を極めて、社会常識を蓄え将来に役立つ知識をしっかり学んでおきましょう。
秘書検定2級 求められる能力
必要とされる資質は理論分野の選択問題です。
問題数は約5問出題され「考え方が問われる」問題となります。
個人的にはこの範囲は勉強しなくても大丈夫な印象です。
考え方を問われるので、暗記分野というくくりではなくどちらかというと「感覚」が大切かなと思います。
どのような態度・言動が相手にスマートな印象を与えられるか、練習問題・過去問を解きながら感覚を掴んでいきましょう。
もしテキストで学習する予定がある方はとりあえず一回読んでみましょう。
そこで理解出来たらもう勉強せず、他の範囲に手を付けるか過去問に取り掛かりましょう。
以下私が使用したテキスト・参考書になります。
もし参考書・問題集の厳選に迷っておりましたら是非参考にしてみてください。
秘書検定二級 まとめ
☑ 優先順位を用いて勉強する。
☑ ノートに全て書き写さない
☑ 記述はとりあえず埋める
☑ テキスト・問題集で感覚を掴む
いかがだったでしょうか。
今回は秘書検定二級について記事をまとめてみました。
秘書検定は社会で役立つ知識を学べる自己啓発なのでしっかりと役立てていきましょう。
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